地球市民学科とは

地球市民学科とは
Department of Global Citizenship Studies

予測不能なVUCA時代に求められる、真の「地球市民」を育成​

清泉女子大学は、建学の精神であるキリスト教ヒューマニズムにもとづき、「まことの知・まことの愛(VERITAS et CARITAS)」を追求することを目的としています。グローバル化が急速に進展する現代社会においては、グローバルな視野をもち地球社会のために行動できる「地球市民(Global Citizen)」の育成が求められています。

そのような時代の要請を受け、清泉女子大学は2001年に日本で唯一の地球市民学科を開設しました。変化が激しく、不確実で、複雑でもあり、曖昧な世界が広がる時代(VUCA時代)のリーダーとなる、文理融合型の幅広い分野で高いスキルと深い教養をもち、より良い未来のために建設的な行動が起こせる女性たちを育成します。

これまでの20年とこれからの20年​

地球市民学科は、2001年の開設以来一貫して少人数制 (現在の入学定員は1学年60名)をとり、アットホームな雰囲気の中できめ細やかな教育を行っています。これまでに、1000名近い卒業生を輩出しています。

2021年に20年目の節目を迎えるにあたって、これまでの20年間で培ってきた教育ノウハウをもとに、最先端の研究や実践事例の成果を掛け合わせて、これからの20年を見据えた新しいカリキュラムを編成しました。

カリキュラムの特徴

地球市民学科は、その理念と目的にもとづき、社会を少しでも良い方向へと変化させることのできる「チェンジメーカー(Acitive Global Citizen)」を育成するため、次のようにカリキュラムを編成しています。

地球市民学科の核である「Think Globally, Act Locally」の精神で、少人数制と幅広い外部パートナーを採用し、理論と実践の両軸が学べるようきめ細やかな教育を行います。

カリキュラムの特色として、以下の5つのポイントがあります。

1.グルーバル・シティズンのための101のコンセプト
まず1年次に通年で履修する「グルーバル・シティズンのための101のコンセプト」では、クリティカルシンキングや創造的な解決法、協働力、情報発信力など、思考と実践の「型」とも言える技法を習得します。

2.JICA集中講座(英語および非英語)
1年次から2年次の前期にかけて必修英語科目で英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)を磨いた後、2年次の夏にJICA施設にも滞在しながら4週間かけてJICA海外協力隊の語学トレーニング方法を応用した特別プログラムを履修し、より実践的な語学力を養います。

3.データを活用した意思決定を可能とするためのデータサイエンス
今後グローバル社会で活躍する人材として必要なデータサイエンスを習得できるように、米国シリコンバレーにある「Exploratory社」と共同開発した特別プログラムを用意しています。2年次前期で「データサイエンス入門」を履修し、2年次後期で「データサイエンス応用」を履修することで、データを活用した分析や意思決定を可能とするための能力を培います。

4.徹底して現場と向き合うフィールドワーク
学科開設以来、特に力を入れてきたのがフィールドワークです。地球市民学科のフィールドワークは、すでに出来上がったプログラムに参加するというような「スタディツアー」ではなく、現地にて何を、どのような方法で、何のために行うのかを含め、 学生たちが議論しながら中身を作り上げていきます。これまでに、海外では、マラウイ共和国、インド、フィリピン、ニュージーランド、台湾、韓国などで、国内では、沖縄八重山諸島(石垣島・西表島)、沖縄本島、周防大島、陸前高田市、いちき串木野市などでフィールドワークの授業を行ってきました。

5.実践(アウトプット)重視のプロジェクト
1年次は個人でのプロジェクトを、2年次ではチームでのプロジェクトを展開し、専門分野の研究方法や協働スキルなどを身につけます。3年次から4年時にかけては専門分野の研究を進めながら国内外のインターンシップやフィールドワークに参加し、ゼミ教員やSEO(Student Experience Officer)の指導のもと、「卒業研究プロジェクト」を完成させます。