【プロジェクト2022】伊藤園に「茶殻リサイクルの新たな可能性」を提言

【プロジェクト2022】伊藤園に「茶殻リサイクルの新たな可能性」を提言

地球市民学科の安斎ゼミでは、株式会社伊藤園に「茶殻リサイクルの新たな可能性」について提言しました。

2023年2月17日に伊藤園の皆さまからの茶殻リサイクルに関する講義を受講しました。伊藤園では、「お~いお茶」をはじめとした茶系飲料の製造過程で排出される茶殻をリサイクルしています。 お茶のもつ爽やかな香り、消臭・抗菌効果などの茶殻に含まれる機能性を生かし、建材、樹脂、紙などの様々な製品にアップサイクルしています。

その後、安斎ゼミでは3つのグループに分かれて「茶殻リサイクルの新たな可能性」について検討を重ね、3月20日に「提言発表会」を行いました。Aグループからはカテキンや抗菌防臭効果を活かした商品、Bグループからは日本人に身近なお茶で生活をより豊かにする商品、Cグループからは若者や女性など新たな顧客ターゲットを獲得する商品を提案しました。同社からは様々な視点からの新鮮な提案を評価いただき、質疑応答や意見交換を通じて、今後に向けたアドバイスもいただきました。

学生からは「茶殻について学び、私たちの周りにも活用できるものが多くあると知った。また、顧客層と茶殻の特性に合わせた商品を考えることがとても楽しかった」「茶殻リサイクルによってもっと色々なアイテムが社会に増えて、身近なものになっていけばいいと思った」「ビジネスにしていくには、コスト面や付加価値、機能的価値と情緒的価値なども考慮していく必要があると学んだ」「アイデアで社会を変えていくというのは、勉強し続けるということだと実感した」という感想が寄せられました。

株式会社伊藤園「茶殻リサイクルシステム」(外部サイト)
https://www.itoen.co.jp/ochagara_recycle