【プロジェクト2022】アクセンチュア株式会社と連携した「インクルージョン&ダイバーシティ学習プログラム」を実施

【プロジェクト2022】「インクルージョン&ダイバーシティ学習プログラム」をアクセンチュア株式会社と共同で開催

地球市民学科の2年次必修授業「グループプロジェクト2」の授業で、アクセンチュア株式会社と連携した「インクルージョン&ダイバーシティ学習プログラム」を実施しました。

総合コンサルティング会社であるアクセンチュア株式会社では、全ての人にとって平等な環境づくりが重要と考えており、「インクルージョン&ダイバーシティ」を経営戦略と位置づけ、ジェンダー、障がい者、LGBTQ Pride、クロスカルチャー・ダイバーシティ、Well-beingの領域で様々な施策に取り組んでいます。2022年リフィニティブの「ダイバーシティ&インクルージョン・インデックス」で世界第1位に選出されるなど、その先端的な取り組みは高い評価を得ています。

同社が、社会で活躍できる課題解決型人材を育成するという地球市民学科の理念に賛同したことから、同社の社会貢献活動の一環として、同学科と2021年度から「インクルージョン&ダイバーシティ」をテーマに連携しています。

2022年11月2日には、同社より「インクルージョン&ダイバーシティ」へ注目が高まる背景やその構成要素、同社の具体的な取り組み事例について講義を受けました。その上で「インクルージョン&ダイバーシティ」に関する5つのテーマに関して個人や企業が取るべきアクションを提言するという課題が出されました。

学生は1か月間、10のグループに分かれてこの課題に取り組みました。課題の発見、解決策の考案、事例の調査、提言のとりまとめ、プレゼンテーションの準備などを行いました。

2022年11月30日には提言発表会が行われ、①(ジェンダー)女性リーダー・管理職の割合②(ジェンダー)女性特有の身体の問題③(ジェンダー)都会と地方の女性に対する意識の違い④(LGBTQ)LGBTQ社員への理解⑤(国籍)日本における外国人との共生 という5つのテーマに対して学生が独創的な提言を行い、同社からも高く評価されました。

参加した学生からは「まだ自分が知らない社会問題が沢山あった。この授業をきっかけに社会問題を解決したいという意欲が湧いてきた」「まず現状を知り、その原因を調べ、改善するための案を自分の生活を通して考えるという手順が重要だと実感した」「グループメンバー一人ひとりで役割分担して進められたのがよかった」「様々な観点から社会について考えることができ、新しい発見が多くあったプロジェクトだった」「アクセンチュアの方が「明日から自分にできることを積極的に取り組んで欲しい」と仰っていたことが最も印象的だった」「インクルージョン&ダイバーシティをより学んでいきたい」という感想が寄せられました。

2021年度の事例

https://www.seisen-u.ac.jp/news/nid00000943.html